研課題
J-GLOBAL ID:200904020415856407  研究課題コード:9911004423 更新日:2001年03月30日

造血器腫瘍発症機構の分子生物学的研究及び診断治療への応用 t(3:7)を示すdiffuse large cell lymphomaにおけるBCL6遺伝子とIkaros遺伝子の相互転座

Molecular biological study of mechanisms for hematopoietic tumorgenesis and its application for diagnosis and treatment
実施期間:1998 - 1999
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (5件):
研究概要:
BCL6遺伝子は染色体上3q27に存在するdiffuse large cell lymphoma(DLCL)の原因遺伝子であり,さまざまな遺伝子と転座することが知られている。今回,t(3:7)を示すDLCL2例を見いだしたので,その分子的基盤を明らかにすることを目的とした。DLCL検体2例をBCL6プローブを用いてサザンハイブリを行うと,2例ともに再構成バンドを認めた。そこで,患者検体からゲノムDNAライブラリーを構築し,再構成alleleを単離した。次に,再構成alleleの相手遺伝子領域を用いてB細胞株SP-49のcDNA libaryすら,転座相手遺伝子をコードするcDNAを単離した。塩基配列の結果から,少なくとも一例はリンパ球の分化を支配していると考えられているIkaros遺伝子を転座相手とすることがわかった。現在,Ikaros遺伝子領域を含むBACクローンを単離し,転座点と,Ikaros遺伝子の相互関係を検討している。
研究制度: 経常研究

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