研課題
J-GLOBAL ID:200904028613233513
研究課題コード:9800046549
更新日:1998年06月01日
物性・素子の研究 固体発光表示素子の研究
Study on material properties and elements Study on solid EL display elements
実施期間:1995 - 1997
研究概要:
1)高輝度青色EL材料:液晶パネルより薄く,超高精細なフルカラー固体平面ディスプレイを実現するためには,高輝度で純粋な青色EL素子の実現が最も大きな課題となっている。当所では,色純度のよい青色EL材料であるセリウム付活ストロンチウムチオガレート(SrGa2S4:Ce)に着目し,考案した分子線エピタキシー(MBE)法を基本とする製膜法を用いて,この材料の性能向上を図った。2)EL用高誘電絶縁材料:EL素子の高輝度化のためには,発光層の高品質化に加え,発光層をはさむ絶縁層の特性改善が重要である。7年度,強誘電材料であるジルコン酸チタン酸鉛(PZT)薄膜を用いて緑色EL素子を試作し,発光輝度が従来素子に比べ3倍改善されることを明らかにした。しかし,PZT薄膜は均一な誘電特性の膜を得ることが難しく,ピンホールが出来やすいため,8年度はPZTより誘電率はやや小さいが,膜の均一性に富むチタン酸バリウムストロンチウム(BST)に注目し,膜質の改善を行った
キーワード (8件):
エレクトロルミネセンス
, 光電素子
, 青
, ELディスプレイ
, 陰極
, 強誘電体
, 絶縁材料
, PZT【鉛化合物】
研究制度:
経常研究
研究予算:
1997年度: 0(千円)
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