研課題
J-GLOBAL ID:200904029458490756  研究課題コード:6000000772 更新日:2007年05月11日

「すざく」の運用

実施期間:0 - 0
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (28件):
研究分野 (1件): その他
研究概要:
2005年7月10日の「すざく」の打ち上げをうけて,「すざく」の初期運用と,その後の定常観測運用を行った.初期運用期間中は,姿勢系を始めとする共通機器の立ち上げと設定や観測機器の立ち上げなどクリティカルな運用が多い.そこで,内之浦宇宙空間観測所を中心に相模原の運用室と緊密に連絡を取りながら衛星運用を行った.一方,9月からは,観測装置の立ち上げが終了し,定常観測運用に移行した.定常運用では,観測計画の立案とそれに基づくコマンド計画の作成,受信局でのコマンド運用と,三段階で行われる.観測計画は,専用のスケジューリングソフトTAKOを利用して立案される.この観測計画をもとに,衛星の姿勢や観測装置のモードが決定され,さらに相模原の運用当番によりISACSを始めとする運用ソフトを用いて日々のコマンド計画へと変換される.このコマンド計画は内之浦宇宙空間観測所に送られ,現地の運用当番のチェックの後,衛星に送出される.定常運用に入ってから,これら一連の運用作業は順調に進み,台風等による自然災害以外では運用が滞る事はなかった.また,ガンマ線バースト等の突発現象を急遽観測することになった場合でも,すみやかに運用計画を修正する事ができ,柔軟性の高いシステムであることが実証できた.「すざく」の運用は内之浦局のみで行われ,コマンド送出,テレメトリの受信,データのQLなどが内之浦当番によりなされている.このような日々の運用のために,内之浦宇宙空間観測所と相模原に各2人ずつ運用当番が配されている.これらの運用当番は,国内の約20の研究機関・大学の研究者や大学院生の協力によって担われている.
研究制度: -

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