研課題
J-GLOBAL ID:200904030740067120  研究課題コード:0450021005 更新日:2003年12月15日

実験的研究 塩基性線維芽細胞増殖因子の脳虚血におよぼす影響

Experimental studies: Effect of basic fibroblast growth factor on experimental focal ischemia
実施期間:2002 - 0
研究概要:
塩基性線維芽細胞増殖因子(basic fibroblast growth factor)bFGFは,血管形成作用を有することから,心筋梗塞や末梢性動脈閉塞症等の血管新生療法への適用が検討されているが,一方でその神経細胞保護作用が着目されている。bFGFの虚血時の脳保護作用については多くの報告があるが,MRIを用いた評価,とりわけ長期間の影響に関する検討はなされていない。よって今回,ラット中大脳動脈永久閉塞モデルを用いて,虚血30分後からのbFGF投与(45 オg/kg/hr, 3hr, iv)による影響を改良した4.7T MRI(1,7,14日後)並びに組織学的手法(14日後)を用いて検討した。bFGF投与群では,対照群(生食投与群)と比較して,1,7,14日とも,虚血による組織障害部位の減少がMRI(T2WI,DWI)により確認され,bFGFが虚血脳に対して保護作用を有することが示された。組織学的手法による障害部位の確認,並びにBromodeoxy- uridine(BrdU)を用いた新生血管の免疫染色法による検討がなされている。

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