研課題
J-GLOBAL ID:200904035813600010  研究課題コード:72 更新日:2013年10月07日

柳沢オーファン受容体プロジェクト

実施期間:2001 - 2006
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (1件):
研究概要:
食欲、睡眠、呼吸循環などの生命現象の制御はすべて、複雑な全身性あるいは局所性の細胞間情報ネットワークによって営まれています。これらは、情報発信細胞によって生成・放出された細胞間情報伝達物質が、情報受信細胞の表面あるいは核内にある受容体に特異的に結合することによって作用を発揮します。本プロジェクトでは、Reverse Endocrinology(逆行性内分泌学)と呼ばれる全く新しい手法を用いて、リガンドが同定されていない受容体(オーファン受容体)をターゲットにして未知のリガンドを探索し、その機能と作用機構を探究することにより生命現象の理解を深め、新規医薬品等への応用の可能性、さらに、現状で克服が困難な疾患に対する先進医療技術等の実現に向けた、先端的基盤技術の創出の可能性を探ります。 現在臨床応用されている薬剤の約半数は、多様なリガンドを感知するG蛋白共役型の細胞表面受容体群を作用標的としていますが、その大半は未だにオーファン受容体として残されたままであり、ポストゲノムにおける生体内情報伝達ネットワークの基礎研究およびその応用としてのゲノム医薬開発の両面から見て、無限の可能性を秘めています。 本研究では、ゲノム配列から明らかにG蛋白共役型受容体分子をコードすると予測される遺伝子群を出発点とし、これらのオーファン受容体をいわば釣り餌として用いて、その受容体に特異的に結合するリガンドを同定することを目指します。また同時に、リガンドが特異的に結合したときに生じる細胞内シグナルの高感度検出系を開発します。さらに、リガンド及び受容体の遺伝子を欠損あるいは過剰発現する動物を作製し、新規の細胞間情報ネットワークの機能解明を行い、生体内の高度な制御機能解明へと迫ります。
研究制度: 戦略的創造研究推進事業(総括実施型研究)
研究所管省庁:
文部科学省
研究所管機関:
独立行政法人科学技術振興機構
研究予算: 0(千円)
上位研究課題 (1件):

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