研課題
J-GLOBAL ID:200904040400444251  研究課題コード:0450024088 更新日:2004年11月02日

青森県の冬季気象および風力エネルギーポテンシャルの観測研究

実施期間:2000 - 2002
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (4件):
研究概要:
1)気象庁アメダスおよび青森県雪情報システムの観測データを解析して、青森県下の冬季気象特性を明らかにし、平均風速・風速の2乗平均値・風向風速の頻度分布・月間強風日数の季節変化などから、風力エネルギーの資源分布を明らかにした。また、青森県内の積雪資源分布および主要地域の降雪機構(降雪と地形と風系分布との関係)を明らかにした。 2)県内の強風域を探査し、下北半島頸部の鞍部地形では地形効果によって風速が周辺の3~4倍に増加していることを発見した。また、陸奥湾の海上風は襟裳岬・室戸岬と並んで日本最大の強風地帯(年平均風速7m/s)であることを明らかにした。さらに、地形が風速を増加させる機構を数値シミュレーションして、ノズルとディヒューザーを連結した二次元構造物(10m×10m)が風速を2~3倍に増速させることを示した。これは平野部での季節風エネルギーの有効利用につながるものである。 3)気象庁アメダスデータをもとに日本の強風地帯の地形条件を調査し、島や岬、沿岸平野、山岳稜線の鞍部で風速が強いことを明らかにした。また、北海道の十勝風や、関東平野の空っ風、庄内平野の清川だしなど、局地的な強風の発生機構を明らかにした。 4)いくつか開発した省エネ型の気象計測器のなかで、フラックスゲート磁力計を応用した絶対風向計が優れた性能を持っていることが明らかになった。これを船舶の絶対方位計に応用して海上試験を行ったところ、方位の測定精度がきわめて高く、GPSによる船位測定との差から、海流の測定にも使えることが示された。
キーワード (3件):
自然エネルギー ,  風力エネルギー ,  冬季気象
プロジェクト名: 科学技術総合研究委託費 地域先導研究 積雪寒冷地における自然エネルギー利用技術の開発研究
プロジェクト実施機関 (1件):
  • 財団法人 21あおもり産業総合支援センター
プロジェクト代表研究者 (1件):
  • 力石國男(地域中核オーガナイザー)
研究制度: 科学技術振興調整費
研究所管省庁:
文部科学省
研究予算: 2002年度: 3,662(千円)

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