研課題
J-GLOBAL ID:200904041744683910  研究課題コード:0250002173 更新日:2003年02月12日

AGB赤色巨星の大気外層構造

Atmospheric envelope structure of AGB red giant star
実施期間:2000 - 2000
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (1件):
研究概要:
小中質量星の進化末期,AGB(漸近巨星枝)期にある星は赤色巨星となり,表面温度は3000K以下,半径は太陽の数百倍に達する。赤色巨星の多くは脈動しており,それによって表面の物質が上方に投げ出されて大気外層を形成する。大気外層中ではダスト微粒子ができ,中心星の輻射圧によって宇宙空間に吹き飛ばされていく。このようにして起きる赤色巨星の質量放出は,これらの星の進化や宇宙の化学進化を考える上で大変重要な現象であるが,その理解は進んでおらず,とりわけ大気外層で起きている諸現象の観測的研究が望まれていた。我々は,赤外線宇宙天文台「ISO」に搭載された短波長分光器SWSによって得られたスペクトルに見られる大気外層中の分子による赤外線吸収・輻射バンドをモデル解析することにより,大気外層の化学的・物理的構造を推測し,質量放出の理解を目指している。
研究制度: 経常研究
研究所管省庁:
文部科学省

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