研課題
J-GLOBAL ID:200904041774292940  研究課題コード:0350012025 更新日:2004年01月19日

地球近傍プラズマシートの電子およびイオン温度の特性

On the characteristics of temperature of electrons and ions in the plasma sheet in the vicinity of the Earth
実施期間:2001 - 2001
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (2件):
研究概要:
磁気圏尾部プラズマシートの温度がどのような物理過程で決まっているかはまだ未解決の問題として残っている。プラズマシートの質量源の有力候補は,遠尾部で流入した太陽風プラズマの地球方向への対流輸送,近尾部の境界領域(LLBL)からの太陽風プラズマの拡散プロセスによる輸送,および電離層からの補給の3つがある。我々は,LLBLでの太陽風流入がどのような影響をプラズマシートの温度に与えているかを知るために,「GEOTAIL」によって観測された電子温度に着目し,そのイオン温度との比,および速度空間での異方性のLLBL近くでの変化を調べている。LLBL近くは,真夜中付近の熱いプラズマシートに比べ,電子はあまり加熱されずイオンの温度だけが急激に変化することが判明したが,これはマグネトシースから侵入したプラズマと,尾部中央付近で加熱されたプラズマが混合した結果として理解される。シースから侵入した電子成分は主として磁力線に平行方向に加熱されているが,それには朝夕非対称性があることが判明した。
研究制度: 経常研究
研究所管省庁:
文部科学省

前のページに戻る