研課題
J-GLOBAL ID:200904045021074821  研究課題コード:0450022070 更新日:2004年11月08日

堆積物-水境界における生物源物質のマイクロタフォノミー-微生物プロセスを考慮した古海洋環境プロキシー確立のための実験的研究

Micro-taphonomy of materials for living organism resources at sediment-water border : an experimental research for establishing environmental proxy of ancient ocean with consideration on micro-organism process
実施期間:2002 - 2004
研究概要:
本研究は、海洋表層から供給されてきた生物源物質がSWIでどのように消費され変質していくのかという続成過程を、海底現場での観測と室内実験を通じて明らかにすることを目的にしている。とくに、海底表層部に生息する微生物(有孔虫を含むメイオベントスおよびバクテリア)がどのように有機物を分解していくのかに注目する。メイオベントスとバクテリアは深海底で全バイオマスの90%以上を占める主要な生物群である。さらに、メイオベントスとバクテリアとの食物連鎖に注目し、バクテリアがメイオベントスに接収される過程で生物源物質がどのように変質するのか、また離分解性の有機物質をバクテリアが分解することによってメイオベントスが食べられる有機物に変化するのかなどの生物による有機物の連鎖過程を明らかにする。有孔虫の殻の安定同位体には、このような食物連鎖過程とその結果が残されるはずである。以上のことを理解することを通じて、微生物過程を考慮した古海洋環境指標を新たに確立することが出来る。研究では、海底現場でのSWIの観測と実験室内において同位体でラベルした有機物の添加実験を行うことを通じて、SWIにおける有機物の変質過程を明らかにする。
プロジェクト実施機関 (1件):
  • (C013000000)
研究制度: 科学研究費補助金
研究所管省庁:
文部科学省

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