研課題
J-GLOBAL ID:200904047514082354  研究課題コード:0350012051 更新日:2004年01月19日

惑星気候における海の役割の検討

Investigation on the role of ocean on the planetary climate
実施期間:2001 - 2001
研究概要:
火星の北半球に過去に存在した可能性がある海洋の影響の吟味を念頭に置いて,仮想的な惑星上に極を中心とした円形の海を置き,その影響について検討した。低緯度域への水の供給はハドレーセルの幅と,海の低緯度側の限界の相対的な位置関係に依存し,海がハドレー領域よりも低緯度側に張り出すときに顕著な降水が低緯度で起こることが確認された。ただし比較的高緯度(30度程度)に南限がある海でも,降水に一定の影響が出ることが示された点は興味深い。また,海が大きい場合の方が,太陽放射を下げたときに全球凍結状態に陥りやすいことが示された。これは古火星環境の問題にとどまらず,惑星表面の水の量と惑星環境の安定性の関係を検討する上で重要な知見である。
研究制度: 経常研究
研究所管省庁:
文部科学省

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