研課題
J-GLOBAL ID:200904051904142363  研究課題コード:9910002344 更新日:2004年11月26日

地震破壊の理論的研究

Theoretical study of earthquake ruptures
実施期間:1998 - 0
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (1件):
研究概要:
現実の地震が発生する地殻は,様々な大きさの力学的に弱い面(一般に亀裂と呼ばれる)を含むことが知られている。密に分布する亀裂は,一般に,強い影響を及ぼしあう。これを相互作用と呼ぶが,この相互作用こそが,地震破壊を特徴づける重要な要因であろうと我々は考えてる。この考えに基づき,関連の理論解析手法を開発しながら,種々の地震破壊現象にあたえる相互作用の影響について考察してきた。この一連の研究により,相互作用という概念のもと,大地震の始まりから停止にいたる過程のみならず,地震活動の統計的諸性質までもが統一的に理解できるようになってきた。大地震が繰り返し起きているような場所は,断層帯という一種の破砕帯が形成されていることが知られている。また,このような断層帯内部では,亀裂密度がたいへん高くなっていることが知られている。相互作用のため,多くの破壊を引き起こしながら成長を開始し,全体としては,ゆっくりした速度で破壊の成長が始まることがわかる。これは最近の精度の良い観測結果とたいへん調和的である。
プロジェクト実施機関 (1件):
  • (0172028000)
研究制度: 経常研究

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