研課題
J-GLOBAL ID:200904051954167146
研究課題コード:9800025679
更新日:1995年03月23日
発生工学技術の開発等に関する研究(第II期) 3.発生工学利用技術の開発 (4)外来遺伝子導入技術を用いたトランスジェニック動物の作出の研究
Study on the development of embryological engineering technology (4) Production of transgenic animals by the extrinsic gene transduction technique
実施期間:1991 - 1993
研究概要:
1) 研究目標 発生工学技術は、生物機能の設計、構築、利用を目指す新しい科学技術分野で あり、多細胞生物の発生過程を操作し、所望の組織、個体を得ることによって、ライフサイエンス 研究に必要な実験モデルの開発のみならず、有用な家畜等の作出、育種等にとって、極めて 有力な手段の一つとなってきつつある。このため、発生の各段階を効率的に操作するための 技術の開発と有用動植物個体の作出、育種を目標に、(1)発生過程に特異的な遺伝子制御系 の操作技術の開発、(2)胚幹細胞・始原生殖細胞及び未分化細胞の操作技術の開発、(3) 発生工学技術を利用した有用家畜類の作出・育種に関する研究を行う。 2) 研究計画 (1) 発生過程の遺伝子操作技術の開発 発生過程の細胞、組織、個体を対象とする遺伝子 操作技術を開発するため、組織特異的及び発生時期特異的な遺伝子制御系の操作技術 について研究する。 (2) 発生過程の細胞操作技術の開発 発生過程の細胞から組織 及び個体が構築される段階での操作技術を開発するため、胚幹細胞、始原生殖細胞及び 未分化細胞の操作技術について研究する。 (3) 発生工学の利用技術の開発 発生工学 技術を利用し、有用家畜類の作出・育種とトランスジェニック動物の作出について研究する
キーワード (10件):
実験動物
, 発生生理
, 遺伝子導入
, 形質転換
, 組換
, 育種
, 繁殖管理
, 遺伝子発現
, 遺伝的調節
, トランスジェニック動物
研究制度:
科学技術振興調整費による総合研究
研究所管省庁:
研究予算:
1993年度: 13,527(千円)
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