研課題
J-GLOBAL ID:200904053970865999  研究課題コード:0550028457 更新日:2005年03月23日

活動的銀河核の研究

実施期間:0 - 0
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (6件):
研究概要:
銀河の中の1割程度には大変明るい活動的中心核を持つものがある.その起源は,太陽の百万倍から十億倍の質量のブラックホールに流れ込む物質の重力エネルギーが,X線で放射されているものと考えられている.ブラックホールの半径の数倍以内の時空,降着流の物理はX線で観測するのが最適であると考えられる.これまでも「あすか」を用いて強い重力場を示唆するとも考えられる鉄輝線構造などが見つかっている.最近では「XMMニュートン」,「チャンドラ」の観測データ等の解析から,いくつかの新しい知見が得られている.その一つが,狭輝線セイファート銀河と呼ばれる,比較的軽く(太陽質量の百万倍から一千万倍),エディントン光度に近い活動的銀河核である.その観測スペクトルから降着流の温度と明るさの関係を見てみると,標準円盤モデルではなくエディントン光度を大きく越える,移流優勢降着流になっていると説明が付け易いことが分かって来た.二つ目は赤外線で特別明るい銀河であり,これは宇宙初期の活発な星生成期にあるものと考えられている.その一部の銀河に,星の放射では説明のつかないX線で明るい中心核を見つけた.その性質は上記の狭輝線セイファートに似ており,中心核のブラックホールが急速に物質を取込み,大質量に成長している途上にあることを示しているかもしれない.
プロジェクト実施機関 (1件):
  • (A089001000)

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