研課題
J-GLOBAL ID:200904060365599485  研究課題コード:0250004560 更新日:2001年12月04日

トランスゴルジネットワ-ク-エンドソ-ムシステムにおける小胞輸送とシグナル伝達に関する研究

Study on the vesicular transport and signal transduction in the trans-Golgi network-endosome system
実施期間:2001 - 2001
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (1件):
研究概要:
細胞の外界からのシグナルに対する応答制御は、生物の発生、分化、再生、環境への対応などの基礎をなしている。エンドソーム-トランスゴルジネットワーク(TGN)膜系は、細胞の入出力の場である形質膜に直結したシグナル応答の前線システムを構成している。この前線システムは、環境から多様な入力が細胞に与えられた時、その情報をふるいにかけ、意味のある生物学的シグナルに統合する役割を担っている。この統合制御は、受容体などのシグナル伝達分子がこの膜系により区画化され、それらの区画間を膜小胞により選別輸送されることによって行われている。すなわち、受容体は、このシステムによって必要に応じて形質膜からエンドサイトーシスによって隠され、さらにリソゾームで分解され、あるいは、再び形質膜に返されることで、シグナル伝達リガンドに対しての応答が、抑制、増強のバランスにより微調整されるのである。また、いったん活性化された受容体が、異なる膜系に区画化される事により、シグナルが、その強度のみならず、異なった下流効果分子を活性化する事により、質的に変換される機構の存在も示唆されている。しかしこのような膜系によるシグナル統合制御の詳細は不明である。その統合制御の実体とそれを支えるメカニズムを解明することにより、細胞の情報入出力の制御機構を明らかにすることが本研究の目的である。
キーワード (3件):
トランスゴルジネットワ-ク ,  エンドソ-ム ,  小胞輸送
プロジェクト名: エンドサイトーシス膜系における位置情報に基づく細胞のシグナル統合機構の解明
プロジェクト実施機関 (1件):
  • 文部科学省 岡崎国立共同研究機構生理学研究所
プロジェクト代表研究者 (1件):
  • 大橋 正人
研究制度: 科学研究費補助金
研究所管省庁:
文部科学省

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