研課題
J-GLOBAL ID:200904062865412708  研究課題コード:9911004549 更新日:2003年12月01日

ドライプロセスによる高分子材料の表面改質に関する研究(IV)-ポリプロピレンフイルム/アルミニウム蒸着薄膜の接着性に及ぼす紫外線照射の影響-

A study regarding surface modification of high polymer materials by dry process (IV): Influences of irradiation of ultraviolet rays on adhesion of polypropylene film/aluminum deposited thin film
実施期間:1992 - 1998
研究概要:
これまでアルミニウム蒸着ポリプロピレンフィルム(PP/Al)の接着性に及ぼす酸素プラズマ処理の効果とその機構について報告してきた。プラズマ処理は処理効率は高いと考えられるが,通常は真空雰囲気を必要とする。一般にドライプロセスのうち大気中での処理が可能なものとして,コロナ処理と紫外線(UV)処理があげられる。本研究では,PPフイルムにUV照射をおこない,それらがPP/Alの接着性に及ぼす影響について検討した。PP表面の変化を接触角およびXPSで分析するとともに,UV処理とプラズマ処理の相違についても考察した。UV処理によりPP表面に導入された酸素官能基は,PP分子と酸化されたアルミニウム表面間の結合に重要な役割を果たすと考えられる。UV処理の場合,酸素の導入速度はプラズマ処理に比べて遅く,最大酸素量(約17%)に達するのに長時間を要した。一方,ラジカル生成に起因するPP主鎖分子の切断反応は逆に起こりやすいため,最大接着強度はプラズマ処理の場合に比べて低かった。これはプラズマ処理が主として表面反応であるのに対して,UV処理は光反応であり,フィルム内部での反応が起こりやすいためと考えられた。
キーワード (12件):
プラスチックフィルム ,  プラズマ応用 ,  酸素 ,  窒素 ,  アルゴン ,  プラズマ化学反応 ,  ポリイミド ,  表面処理 ,  X線光電子分光法 ,  ぬれ ,  接着強さ ,  改質
研究制度: 経常研究
研究予算: 1995年度: 550(千円)

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