研課題
J-GLOBAL ID:200904068138219138  研究課題コード:9910000550 更新日:2004年10月13日

ヒト細胞のゲノム安定性維持機構の研究 食道癌細胞におけるミスマッチ修復欠損とmicrosatellite instabilityの解析

Study on mechanisms for maintenance of genomic stability in human cells: Analysis of defect of mismatch repairs and microsatellite instability in esophagus cancers
実施期間:1997 - 2000
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (2件):
研究概要:
DNA複製にあたりA-TおよびG-C相補的塩基対が形成されるが、A-CやG-Tといった誤った塩基対が生じることがある。DNA polymeraseによるこの複製エラーを正しい塩基対に修復する機能として「ミスマッチ修復」があり、遺伝情報の維持・保存にとっては欠かすことのできないメカニズムである。一方、ヒトゲノム上にはmicrosatellite領域を呼ばれる、CA、CTなどの塩基配列が繰り返し現われる領域が存在する。この領域ではDNA複製の際に塩基対がずれて対合しやすく、生じた「ずれ」もミスマッチ修復によってなおされると考えられている。従って、microsatellite領域のリピート数が正常細胞のものと異なっていればミスマッチ修復が正常に働いていないとみなされる。このようなmicrosatellite領域に見られるリピート数の変化はmicrosatellite instabilityと呼ばれる。
研究制度: 経常研究

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