研課題
J-GLOBAL ID:200904073212119004  研究課題コード:0350017579 更新日:2006年03月28日

電解質のイオン輸送制御および電極|電解質界面のナノ構造制御

実施期間:2000 - 2006
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (1件):
研究概要:
本研究は電気化学系において、電解質のイオン輸送と電極|電解質界面の電気二重層や電子移動反応の制御を目的とした。はじめに、選択的カチオン輸送が可能な電解質として、ホウ酸エステル基を有するルイス酸モノマーを創製し、それを導入した非水系電解液や高分子固体電解質の検討を行った。これまで広く報告されている有機電解液や高分子固体電解質は、溶媒分子内に含まれる酸素のような電子供与性サイト(ルイス塩基)が電子受容体であるリチウムカチオン(ルイス酸)に相互作用するためアニオンが支配的にイオン伝導する。しかし、エネルギー変換デバイスへの適用を考えた際、アニオンよりもカチオンが支配的に伝導する電解質が望まれている。本研究ではまず、酸-塩基相互材用の観点から電気化学的手法や磁場勾配NMR法を用いて新規電解質材料のイオン伝導挙動を検討した。 さらに本研究では、電極|電解質界面のナノスケールにおける構造制御を実現するために、3次元規則構造を有する逆オパール型炭素材料を創製した。電気化学を利用したエネルギー変換系において、良好な電極|電解質界面の形成は電解質のイオン伝導性同様非常に重要である。様々な手法を用いて本材料のキャラクタリゼーションを行い、それを電極に用いた際の水系または非水系電解液における電気化学挙動を検討した。さらに、イオン液体やそれを高分子化した「イオンゲル」などの新しい電解質と本材料からなる電極|電解質界面を構築し、エネルギー変換系の検討も行った。 (学位論文概要より)
キーワード (1件):
高分子電気化学 ナノ空間電気化学
研究制度: -

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