研課題
J-GLOBAL ID:200904078001706908  研究課題コード:38 更新日:2013年10月07日

河内微小流動プロジェクト

実施期間:1992 - 1997
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (1件):
研究概要:
微小な生物の飛行や泳ぎのメカニズムの解明を行いました。これらの運動の多くは、運動器官がその目的だけに進化しているため、その形状や作動原理を解明しやすいのです。 メートルのサイズの生物や機械は、翼や鰭の断面が美しい流線形をしていて、揚力を利用して運動しています。ミリメートルのサイズの昆虫では、非常に薄くギザギザで反りのついた翼断面が使われ、この形状の翼の性能がこのサイズでは優れていることを確かめました。また、はばたき運動特有の急加減速運動と後流中の渦のふるまいを利用して、大きな流体力が発生できます。さらに小さなサイズでは、揚力(翼)は利用せず、パラシュートのように抗力を利用して運動しています。このように生物はそのサイズにふさわしい運動メカニズムを採用し、与えられた環境を上手に利用していることが明らかになりました。将来開発が期待されている微小な機械類の設計にも、この視点が重要であると思います。
研究制度: 戦略的創造研究推進事業(総括実施型研究)
研究所管省庁:
文部科学省
研究所管機関:
独立行政法人科学技術振興機構
研究予算: 0(千円)
上位研究課題 (1件):

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