研課題
J-GLOBAL ID:200904087930223481  研究課題コード:9911004435 更新日:2001年03月30日

がんの分析疫学的研究 組織型別にみた胃がんと喫煙習慣との関連

Analytical epidemiological study on cancers.
実施期間:1998 - 1999
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (7件):
研究概要:
喫煙習慣と胃がんとの関連を組織型別に検討するため,病院症例・対照研究を行った。対象は1988年から1995年にかけて愛知県がんセンター病院に新来院し,健康状態質問書に回答した患者である。このうち外科的に組織型を確認した新発生胃がん995例を症例群,非がん患者43,846人を比較対照群とした。症例群を組織型により高・中分化型と低分化型に分類し,喫煙習慣と各組織型胃がんのリスクを男女別に検討した。解析にはロジスティックモデルを用い,年齢,来院時期の他,胃がん家族歴,飲酒,塩分嗜好,果物摂取の各要因で調整したオッズ比(OR)を算出した。その結果,男の喫煙者では胃がんのリスクが2.5倍に増加し,高・中分化型の方が低分化型よりリスクの増加が大きかった。(OR=4.0)。喫煙本数や喫煙開始年齢による差は明確ではなかった。女では男よりリスクの増加が小さく(OR=1.7)組織型や年齢群によるリスクの差も明確ではなかった。これらの結果から,喫煙習慣は胃がんのリスクを高め,特に高・中分化型胃がんでその影響の大きいことが示唆された
研究制度: 経常研究

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