研課題
J-GLOBAL ID:200904093522616289
研究課題コード:9800038657
更新日:2003年11月06日
海洋上における大気沈着物の測定
Study on measurement of air sedimentation on the ocean
実施期間:1991 - 2002
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (1件):
研究概要:
酸性雨現象を解明するためには、種々の湿性及び乾性の沈着量を正確に把握する必要がある。陸上における調査研究は進みつつあるが、日本を取り囲む周辺海域を含め海洋上のデータはほとんど得られていない。日本における酸性雨評価のためのバックグラウンド濃度を得るとともに、海洋上における沈着物の動態を明らかにし、汚染物質の中長距離輸送による影響を推定する。本研究では、採取装置を用いて降雨・大気沈着物を採取し、沈着物中の海洋起源成分及び海塩性硫酸イオンや硝酸イオンなど人為的起源成分をイオンクロマグラフ法、誘導結合プラズマ発光分析法などで分析し、又オゾン測定も行う。気象データの解析と合わせ、海洋上での沈着量を把握し、諸成分の輸送過程での化学的・物理的変化機構の解明を行う。
キーワード (9件):
海洋汚濁
, 酸性雨
, 沈着
, 海洋循環
, ICP-ES分析
, 汚染物質
, 汚染監視
, 硫酸イオン
, イオンクロマトグラフィー
研究制度:
経常研究
研究所管省庁:
研究所管機関:
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