研課題
J-GLOBAL ID:200904093909795955  研究課題コード:6000000564 更新日:2007年05月10日

OI輝線強度比による, AGNのFeII放射領域の研究

実施期間:0 - 0
研究分野 (1件): その他
研究概要:
AGNの紫外,近赤外スペクトルに見られる3つのOI輝線(1304,8446,11287A)の強度比は,これらOI輝線の生成機構を探る優れた指標である.BLRの最も強いcoolantであるFell輝線とほぼ同じ領域から放射されていると考えられており,生成機構はFell放射領域の物理状態を色濃く反映しているものと考えられる.そこで我々はKitt Peak 2.1m望遠鏡を用いてquasar PG1116+215の近赤外分光を行い,ハッブル宇宙望遠鏡で取得された紫外スペクトルと組み合わせることによって,これら3つのOI輝線を取得した.その結果,これらのOI輝線強度比について,我々の観測したquasarと低光度AGNの間に大きな違いはないことを確認した.このことはquasarと低光度AGN,特に強いFeII放射源であるNLS1のFeII放射領域の物理状態が似たものであることを示唆しており,査読論文として報告した(Matsuoka et al.2005).さらにUKIRTによる観測を2006年2月に6quasarについて行った.現在解析中である.
研究制度: -

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