研課題
J-GLOBAL ID:200904094203145288  研究課題コード:1870 更新日:2013年10月07日

ATP合成制御プロジェクト

実施期間:2006 - 2012
実施機関 (2件):
実施研究者(所属機関) (2件):
研究概要:
ATPは地球のあらゆる生物のほとんど全ての活動においてエネルギー源として使用されています。その合成は生物の行う化学反応(代謝)の基本で、量的にも最大のものです。ATP合成酵素は、細胞の中で ATPを合成している酵素です。身体の中でATPの需要は刻一刻変化しています。それにしたがって、ATP合成酵素は合成を早めたり、遅くしているはずです。近年の研究によってこの酵素の基本的な仕組みはずいぶんわかってきました。しかし、ATP合成酵素がどのように制御されているか、という大事なことがまだはっきりとわからないのです。 本プロジェクトはATP合成酵素の制御に係わる分子機構および細胞生理を解明し、代謝のメカニズム、環境応答ナノ分子マシーン、エネルギー代謝の病態等の理解への貢献を目指すものです。日本側チームは、ATP合成制御の基本的な分子機構を生化学、タンパク質化学、遺伝子工学、遺伝生化学、1分子観察と1分子操作など様々な方法を駆使して解明します。個々の機構を明らかにして、統合されたATP合成制御の全体像を解明します。さらに合成制御の欠陥が生物の個体に病態としてどのように現れるか探索します。また、ニュージランド側チームは、生きている状態の微生物で、ATP合成酵素の制御の欠陥や変異が生物に与える影響を解明します。 本プロジェクトにおいて、細胞生物学また分子生物学の未解決な問題であるATP合成酵素の制御という細胞代謝の根幹の解明が期待されます。さらに制御の欠陥と生物の病態との関連を明らかにすることにより、エネルギー代謝の制御に係わる新しい医療領域への視野展開が期待されます。
研究制度: 戦略的創造研究推進事業(ICORP型研究)
研究所管省庁:
文部科学省
研究所管機関:
独立行政法人科学技術振興機構
研究予算: 0(千円)
上位研究課題 (1件):

前のページに戻る