研課題
J-GLOBAL ID:200904098330422350  研究課題コード:9910001776 更新日:2000年02月29日

生検例による神経性生物学的研究 meningioma と apoptpsis

Neurobiological studies using biopsy materials. 2.Apoptotic cell death in meningiomas
実施期間:1997 - 1998
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (1件):
研究概要:
組織学的に anaplastic と分類される meningioma には高細胞密度,高核分裂像,壊死巣の存在が重要な診断基準とされてきた。しかしこの基準の解釈およびそれぞれの関連性については不明の点が多い。壊死巣は細胞が増殖することからみると逆方向性の現象である。腫瘍細胞の増殖速度に比較し血流供給が不足するための壊死性変性がこれまでの解釈であった。ところが,壊死巣の中にはアポトーシス小体を示唆する小顆粒の存在,TUNEL法で陽性細胞がこの壊死巣に集中していること,また DNAの電気泳動では 180bp の整数倍のラダー形成がみられることから,この壊死像にはアポトーシスが含まれていることが明らかになった。今後の問題として,アポトーシスを誘導する遺伝子群の同定,増殖とアポトーシスの関係,など今後の問題点が含まれている(吉田他,第38回日本神経病理学会)。
研究制度: 経常研究

前のページに戻る