研課題
J-GLOBAL ID:200904098690083255  研究課題コード:0150000189 更新日:2003年12月08日

乗用車横転,軽自動車バウンド時の摩擦係数の検討

Examination of friction coefficient at turn over of passenger cars and at bound of light cars
実施期間:2000 - 2001
実施機関 (1件):
実施研究者(所属機関) (1件):
研究概要:
近年、交通事故鑑定における補助的手段として、コンピュータ・シミュレーションが利用されているが、正確に車両挙動を再現するには、摩擦係数、衝突中心など、多くのパラメータを精度良く入力する必要がある。しかし衝突後に車両が大きな三次元挙動をとる場合、パラメータの推定が困難であり、シミュレーションによる車両挙動と実際の挙動にズレが生じやすいのが現状である。そこで、実車衝突実験とシミュレーション結果との比較によりパラメータの1つである車両-路面間の摩擦係数を検討し、シミュレーションの精度向上を図ることを目的とする。 実車衝突実験(4ケース)において車両座標系で測定された加速度データを画像解析による車両の回転角度データを利用して地表座標系に変換して検討した結果、衝突中及び衝突直後には、短時間ではあるが車両-路面間に急制動時の20~40倍程度の力が作用していることが明らかとなった。これは、摩擦係数の変更として対処するにはあまりにも大きな値であるため、各々の実験における上下方向の加速度の最大値を調べたところ、20~40Gという大きな値(同型の乗用車同士の実験では1~5G程度)を示していることが分かった。さらに、この力は車両重心の下方向の変位量(沈み量)が大きいほど大きくなることも分かった。
キーワード (3件):
衝突 ,  加速度 ,  摩擦係数
研究制度: 経常研究
研究所管省庁:
警察庁
研究所管機関:
警察庁 科学警察研究所

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