機関
J-GLOBAL ID:200905008820275407
機関コード:0280006000
更新日: 2020年01月21日
京都大学 ウイルス研究所
キョウトダイガク ウイルスケンキュウショ, Kyoto University Institute for Virus Research
代表者:
所長 影山 龍一郎
設立年:
1956
住所:
〒606-8507 京都府京都市左京区聖護院川原町53
電話番号:
075-751-4002
FAX番号:
075-761-5626
機構・研究部門名 (19件):
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がんウイルス研究部門
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がん遺伝子研究分野
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細胞制御研究分野
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生体発がん機構研究分野
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ヒトがんウイルス研究分野
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遺伝子動態調節研究部門
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分子遺伝学研究分野
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情報高分子化学研究分野
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遺伝子情報解析研究分野
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生体応答学研究部門
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生体防御研究分野
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感染防御研究分野
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応答調節研究分野(客員)
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細胞生物学研究部門
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構造形成学研究分野
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増殖制御学研究分野
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信号伝達学研究分野
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情報制御学研究分野(客員)
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高次生体情報研究分野
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附属施設名 (3件):
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附属エイズ研究施設
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附属感染症モデル研究センター
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附属新興ウイルス感染症研究センター
沿革 (37件):
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1956/04
ウイルス研究所創設記念学術講演会発足(以後毎年開催)
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1956/04
病理・物理の2研究部門をもって研究所発足
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1957/04
化学・血清免疫の2研究部門設置
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1958/04
予防治療研究部門設置
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1958/12
「ウイルス学の進展」第1巻刊行(以後毎年刊行・昭和54年終刊)
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事業概要:
現在の生命科学を技術面から支えている細胞工学および遺伝子工学は、
ともに動物および細菌ウイルスの基礎的研究がその端緒となっている。
京都大学ウイルス研究所が発足したとき、その名称から“病”の字を省き、
ウイルス病研究所としなかった。これにはウイルスの基礎的研究を通して
医学、生物学の本質的な問題を探ってゆくという、設立期の意図が
含まれていた。ウイルス研究所は我国における分子生物学メッカの一つと
なり、この流れに沿った研究が現在も活発に継続されている。他方“病”
の方も軽視されたわけでなく、ウイルス感染症とくに、設立当初異端視
されていたウイルス性腫瘍の研究はマウス白血病、ニワトリ赤芽球症、
マウス乳癌の研究などに脈々と受け継がれ、遂に、ヒトの成人T細胞
白血病ウイルスの発見に繋がるわけである。現在、この特異な白血病
およびその成因に関係するレトロウイルスの研究は、同じくレトロ
ウイルスであるヒト免疫不全ウイルスの研究と相俟って、国内外研究者ととも
に、多くの所員の緊密な研究協力のもとに行われている。本研究所は、
昭和62年4月から数年間にわたる大部門制への改組を行い、現在、がん
ウイルスの遺伝子、宿主細胞並びに担がん動物個体の三つのレベルに
おける相補協力的研究を行うがんウイルス、遺伝子に関する分子および
細胞レベルの総合的研究を行う遺伝子動態調節、ウイルス感染に対する
応答機構の生体レベルでの総合的研究を行う生体応答学、ウイルス感染の
場としての細胞の構造・機能に関する総合的研究を行う細胞生物学の4大
研究部門、およびエイズ研究の個体レベルでの理解と全容解明等の総合的
研究を行うエイズ研究施設、並びに臨床につながるウイルス感染症応用研
究と遺伝子改変動物を利用した基礎医学生物学的研究を行う感染症モデル
研究センターから構成されている。更に、人類にとって大きな問題となっ
ている新興ウイルス感染症の基盤研究推進を目指し、平成17年4月より新
興ウイルス感染症研究センターが5年間の時限で設置された。
予算額:
上位組織 (2件):
下位組織 (3件):
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