機関
J-GLOBAL ID:200905027114615860   機関コード:0228002000 更新日: 2020年01月21日

新潟大学 大学院医歯学総合研究科附属腎研究施設

ニイガタダイガク ダイガクインイシガクソウゴウケンキュウカフゾクジンケンキュウシセツ, Niigata University Institute of Nephrology
代表者: 施設長 山本 格
設立年: 2002
住所: 〒951-8510 新潟県新潟市旭町通1番町757
電話番号: 025-223-6161
FAX番号: 025-227-0715
機構・研究部門名 (3件):
  • 構造病理学分野
  • 分子病態学分野
  • 機能制御学分野
沿革 (3件):
  • 1973/01
    「腎に関する基礎的並びに臨床的諸問題の解明、腎疾患の予防及び薬物療法の研究」 を目的として、国・公立で我が国唯一の腎に関する特別研究施設として当腎研究施設が設置された。まず病理形態学部門が発足
  • 1979/01
    免疫学部門が第二の研究部門(7年の時限)として増設された。(同部門は、昭 和61年に廃止、同年免疫病態学部門として再発足。)
  • 1996/01
    有機的な共同研究が可能な研究体制を目指し三分野制すなわち構造病理学分野、 分子病態学分野、機能制御分野に増員、増設され今日にいたっている。
設置目的:
腎に関する基礎的並びに臨床的諸問題の解明、腎疾患の予防及び薬物療
法の研究
事業概要:
「慢性腎不全は、どのような原因、進展機序を介して生じてくるのだろう
か? また、その治療、予防法は?」これが、研究の中心テ-マである。
腎臓は、体液の量、組成を一定に保ち、代謝産物として生じる老廃物を除
去し、内部環境の恒常性を維持する。したがって、腎機能が低下、または
喪失した状態、すなわち腎不全では、生命活動の根源が脅かされることに
なる。慢性腎不全をもたらす病態は、組織学的に見ても様々なものがある。
臨床上問題となっているものには、未だ原因不明の糸球体を原発部位とし
たものと糖尿病など全身性疾患に伴ってくるものがある。当施設では、こ
の糸球体を中心とする障害機序の解明に最も多くの力が注ぎこまれている。
腎生検は診断、治療効果判定、予後推定に有意義な情報を提供してくれる。
しかし腎疾患の発症、進展を科学的に追及してゆくにはこれだけでは不十
分である。生検組織に観察される様々な現象が何を意味し、どのような因
果関係にあるか、未だ推測の域をでないものがほとんどである。この解決
のために動物を用いた基礎研究にいち早く着手し、実験モデルの開発、培
養技術の確立等を行なってきた。障害機序を細胞、分子レベルで解析する
ため、BSA腎炎、馬杉腎炎、アミノヌクレオシド腎症、Thy-1腎炎、抗p51
腎症等多くの腎炎モデルが導入され、メサンギウム細胞、上皮細胞の様々
な培養系が考案されてきた。その結果、in situ 型腎炎という新たな免疫
複合体形成機序の証明、細胞性免疫を中心とした糸球体傷害機序の解明、
メサンギウム傷害による細胞増殖の解析、単クロ-ン抗体を用いた糸球体
透過性を規定する分子の同定等、世界的に評価の高い業績が数多くあげら
れてきている。
当施設では、分子生物学、免疫学、超微形態学、発生学、微小循環動態学
を基本とした様々な方法論を用いて実験が行なわれている。研究を成し遂げ
てゆく上で必要なことは、教室の枠にとらわれない自由な発想、討論、協力
体制である。当施設の大分野制は、そうした考え方から誕生してきた。
この体制を背景に、慢性腎不全への進行を阻止できる日が早く来るよう、
抜本的な基礎研究が続けられている。
予算額:
  • 2004年度: 130 (百万円)
上位組織 (1件):
下位組織 (3件):

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