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J-GLOBAL ID:200905047281978372   機関コード:2224018001 更新日: 2020年06月26日

東海大学 理学部 数学科

トウカイダイガク リガクブ スウガクカ, Tokai University School of Science Department of Mathematics
代表者: 学科長 桐木 紳
設立年: 1964
住所: 〒259-1292 神奈川県平塚市北金目4-1-1
電話番号: 0463-58-1211
FAX番号: 0463-59-8105
沿革 (1件):
  • 1964/01
    数学科設置
設置目的:
数学の研究と教育
事業概要:
現代の数学には、代数学、数論、幾何学、位相数学、解析学、関数
方程式論、確率論、統計学、離散数学、応用数学、数学基礎論などと
分類された分野があります。これらの諸分野は問題発生の歴史的経緯や
方法論の違いからお互いに異なる様相を示していますが、これらの分野
に共通して基本に流れている思想があり、それが数学を科学の他の分野
からひとつのまとまって独立した学問分野として確立させている原理と
なっています。その原理を数学研究の方法で見てみましょう。まず研究
対象の定義を確立することから始まります。数学で扱う対象には、数、
関数、曲面や図形、数学の理論構造そのものなどがあり、一般には集合
と呼ばれています。つぎに、その数学的構造を慎重に選びます。数学的
構造とは、代数計算などの代数的構造、極限や連続性を調べる位相的
構造、面積体積などの対象の大きさを調べる測度論などがあります。
三番目にそれが対象と類似の構造をもつもののなかで占めている位置
づけを調べます。この概念は同型、関手などといわれるもので、研究
対象がそれぞれ孤立したものでなく数学として共通の原理で捉えられる
ということを確認するためのものです。この確認が既存の数学的対象・
構造の発展的改革を起こしたり新しいものの発見に及ぶことがあります。
これらの基礎的な認識の上に各々の分野特有の定義と理論が展開されて
いきます。
数学科では第1、第2セメスターから、学生が今まで学習してきた
ものを基にして、この数学の原理に少しでも早くから親しめるように
カリキュラムを組んでいます。第1、第2セメスターの講義ではその内容
が高等学校で学習したものの繰り返しでないことと、将来の進んだ数学
に必要不可欠であることを幾度となく強調されるでしょう。
第3、第4セメスターの各項目は、現代の数学の諸分野への入門です。
ここで学ぶことは、将来どの分野を専門にするにしても、数学を研究する
ものには共通の概念となるものです。
第5、第6、第7、第8セメスターになれば、自分の研究する分野を特定
していかなければなりません。どの分野を選択するにしろ、その選択理由
は自分で確信を持って説明できるものでなければなりません。というのは、
そのことがそのまま学生が数学を学ぶ証になり、さらに深く数学の研究を
続けようとする人には重要な動機づけにもなるからです。
現代の数学はその対象が極度に抽象化しており、論理の展開も複雑です。
これを理解するためには自ら進んで学習・研究の対象に集中しなければ
なりません。数学と格闘して「数学的な目」を獲得する必要があります。
しかもそれが独善的でないようにするには、適切な指導や広い意見交換
が必要です。
数学教室のメンバーは数学のすばらしい世界を理解し、継承し、創造
してくれる人がひとりでも多く輩出してくれることを願っているのです。
以上の専門教育科目のうちさらに個々の専門を選び、各研究室に所属し、
数学研究ゼミナールで専門教育を受けます。さらに深い研究を志す人
には大学院への進学の道があります。
上位組織 (2件):

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