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J-GLOBAL ID:200905058968971205   機関コード:2192001007 更新日: 2020年07月22日

大妻女子大学 家政学部 ライフデザイン学科

オオツマジョシダイガク カセイガクブ ライフデザインガッカ, Otsuma Women's University Faculty of Home Economics Department of Human Science and Environmental Design
代表者: 学科長 宮田 安彦
設立年: 2001
住所: 〒102-8357 東京都千代田区三番町12(千代田校)
電話番号: 03-5275-6000
FAX番号: 03-5275-6800
設置目的:
人生の設計、生活の設計、社会の設計

大妻女子大学家政学部は、変革を続けながら50余年の歴史を持つ。
その間、基本理念として「生活の知の探求」をかかげ、その目標の
もとに教育・研究を続け有能な人材を育成してきた。
しかし、この数十年、わが国では社会、時代状況がめまぐるしく
変化し、強者の論理を底流とした競争原理のもとで、子どもも大人も
能力主義の渦の中で自失し、人間形成における自立と共生のありようが
歪曲され、多くの社会病理的な問題を生み出している。
さらに高度経済成長、科学技術の急激な変化、豊かさの追求、
便利な生活の追求等が、生活の質の向上に貢献するというより皮肉な
ことに地球環境の悪化、生活環境の悪化をもたらし、地球上の生命体の
生存基盤をも脅かす状況をまねいている。
このような時期にあって「生活の知」とはなにかを追求する教育・
研究の一層の必要性が認識されるべきである。人間と人間、人間と自然
との健全な共存への透徹した知恵とは、生活者として生きる生活の
ステージを支える知恵でなくてはならない。家政学の教育・研究は、
その共存の基盤となる自然に、人間の英知を調和させること、調和
させる意図を生活者として自覚するために貢献するものとなる必要が
ある。今ここに生活者として生きる知の探求のために「生活」を根本から
見直す必要が急務となっている。家政学の学問の方向は、細分化から
総合化を指向することが求められている。
家政学部は現在、被服学科、食物学科、児童学科の3学科によって構成
されている。それぞれ衣生活、食生活および児童の発達・教育等の
実務的な教育・研究が行われている。総合化のためには、さらに教育・
研究の理念「生活の知の探求」を基底として主体的な生活者という視点を
重視する必要がある。「主体的に参加する知恵と技能」と「人が
住み、生活活動をすることによって引き起こされる外界との相互作用の
理解」すなわち生活の環境影響に関する理解も必要とされる。「生活
の場のデザインに主体的に参加する知恵」と「クリエイティブな生活に
取り組む知恵」の2つが必要である。
高度に発達した情報網と、それに伴い社会関係がますます複雑化する
21世紀の社会において、人々が長い人生を充実させるためには、ライフ
デザインの視点が必要になる。ライフデザインとは、すなわち1個人の
生活価値観に基づいて、主体的に人生を設計する態度、これは裏返せば、
他者の多様な生き方を認める態度であり、2生活を支える諸資源、
諸サービスを選択し、計画的に活用していくこと、すなわち商業的・
福祉的な財・サービスに関する情報の洪水の中から、個人にとって必要
なものを取捨選択する能力である。21世紀の社会で求められる生活者と
しての能力とは、自らの人生の在り方を、主体的に選択し、その結果に
自己責任をもつことである。少子高齢化が進行し、環境問題の深刻化は
21世紀には、国の内外を問わず他者の連帯と共生、自然環境の保護の
必要性を生み出す。21世紀にはそういった視点が、人間生命の維持に
とって不可欠であり、従ってライフデザインの前提となる。
そのためにライフデザイン学科を新設し、家政学部の充実を期し、
在来の学科においてなされていなかった教育分野を補充する学科とする。

上位組織 (2件):

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