機関
J-GLOBAL ID:200905076700019836   機関コード:A156001004 更新日: 2020年01月21日

国立天文台 理論研究部

コクリツテンモンダイ リロンケンキュウブ, National Astronomical Observatory of Japan Division of Theoretical Astronomy
代表者: 富阪 幸治(研究部主任)
設立年: 1988
住所: 〒181-8588 東京都三鷹市大沢2-21-1
電話番号: 0422-34-3744
FAX番号: 0422-34-3746
定員: 25
沿革 (2件):
  • 1988/01
    国立天文台を創設し、理論天文学研究系を開設
  • 2004/01
    大学共同利用機関法人自然科学研究機構 国立天文台 理論研究部に移行
設置目的:
宇宙及び銀河・星・惑星系など様々なスケールを持つ天体の起源や形成・進化過程、
構造、運動、物質の起源などに関する理論的研究
事業概要:
数千年の歴史を持つ天文学の歩みは、天象の観測・整理・規則性の発見・予言・実
用化という日常生活に密接した面と、宇宙の成立ち・その運動・その起源の探求と
いう知的好奇心に関わる面との両面を併せ持っていた。この両面は互いに影響を与
え合いつつ、太陽系・銀河系・銀河宇宙へと人々の宇宙観を広げてきた。同時に「ニ
ュートンのリンゴ(万有引力)」で象徴されるように、地上界と天上界に共通する物
理法則の発見は、宇宙を自然科学の対象となし得ることを明確にした。その後の数々
の新発見により、手に取って観察したり、繰り返し実験したり出来ず、限られた波長
域で限られた対象の、予定されたものでない現象の観測のみであっても、そこで生じ
ている運動の法則性を論理の積み上げによって見通し、自然の諸階層の起源と進化を
論ずる自然科学の一分野として理論天文学が確立した。幅広い研究分野を有する天文
学にあっても、特に、理論天文学の主眼は個々の天体を支配する法則と共に、各階層
の天体の運動や進化に共通する一般的法則を発見することにあり、またこれらの研究
から地上では見出し得ない物理法則の新しい質をえぐり出すことにある。むろん、観
測的実証抜きに自然科学としての理論天文学は成立し得ないが、自然が巧妙に仕組ん
でいる事象の連鎖を一つ一つ解きほぐしていくという、理論本来の持つ特質をより鋭
く磨き上げることも理論天文学に課せられた重要な役割である。その意味で、天文学
や物理学の他の分野との連携を深めつつ、解析的手法・数値的手法を駆使し、観測や
実験で得られた知見をより極限的な状態へ適用するという方法を意識的に追求するこ
とが不可欠である。
理論研究部では研究対象を固定せず、共通する運動や進化の質に着目して、
太陽系・恒星・銀河・銀河集団・宇宙という、宇宙の全階層の諸現象に研究の枠を
広げている。従って、他の研究系の研究対象・研究手法とも多くの接点を持ち、
理論・観測の相互関連を重視するとともに、常に知的興味にあふれ清新さに満ちた
理論の構築に努力を積み重ねていく。
上位組織 (1件):

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