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J-GLOBAL ID:201002165282981566   整理番号:10A0135098

LIC法を利用した鉛筆画の自動生成

Automatic Generation of Pencil Drawings Using Line Integral Convolution
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 147-159 (J-STAGE)  発行年: 2002年 
JST資料番号: U0124A  ISSN: 1347-2267  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文は,流れ場の可視化手法として近年注目されているLIC(Line Integral Convolution)法を利用し,2 次元画像を自動的に鉛筆画に変換する手法を提案する.LIC 法では,流線上に定義されているローパスフィルタを用いてホワイトノイズを畳み込む処理を行うため,出力画像には明るさにばらつきをもった線状の軌跡が見える.このような軌跡で鉛筆のストロークを近似し,入力画像のトーンにマッチしたホワイトノイズとストロークの方向を表すベクトル場にLIC 法を適用することで鉛筆画を生成する.従来のCG による鉛筆画の表現法は,個々のストロークをポリラインという幾何学的プリミティブを用いて表現するため,複雑なデータ構造が必要な上に,トーンのマッチングやクリッピング処理などにも多くの時間を要していた.それに比べて提案手法は,簡単なフィルタリング処理を施すだけで入力画像にマッチしたトーンをもった鉛筆画を生成することができる.本論文ではさらに,入力画像のテクスチャをより自然に表すためのストローク方向決定法も併せて提案する.(著者抄録)
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分類 (1件):
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図形・画像処理一般 
引用文献 (24件):
  • [1] 大野義夫, 「フォトリアルでないCG画像表現の手法について」,情報処理学会グラフィクスとCAD研究会,95-CG-76, pp.1-7,1995.
  • [2] B. Gooth and A. Gooth, Non-Photorealistic Rendering, A K Peters, 2001.
  • [3] A. Hertzmann, “Painterly Rendering with Curved Brush Strokes of Multiple Sizes,” SIGGRAPH 98 Conference Proceedings, pp.453-460, 1998.
  • [4] P. Litwinowicz, ”Proceeding Images and Video for An Impressionist Effect,” SIGGRAPH97 Conference Proceedings, pp.407-414, 1997.
  • [5] C. J. Curtis, S. E. Anderson, J. E. Seims, Kurt W. Fleischer, and David H. Salesin, “Computer-Generated Watercolor,” SIGGRAPH 97 Conference Proceedings, pp.421-430, 1997.
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