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J-GLOBAL ID:201002200050371001   整理番号:10A0404524

新規柔軟テトラキス(イミダゾール)配位子に基づくCd(II)含有配位ポリマーの自己集合におよぼすアニオンの効果

Effect of Anions on the Self-Assembly of Cd(II)-Containing Coordination Polymers Based on a Novel Flexible Tetrakis(imidazole) Ligand
著者 (6件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 995-1016  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: W1323A  ISSN: 1528-7483  CODEN: CGDEFU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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新規四座配位子テトラキス(イミダゾール-1-イルメチル)メタン(L)に基づく13種のCd(II)含有配位ポリマーを水熱条件下で合成した。化合物(1)~(3)は4結合PtSネットワークを,化合物(2)は3次元 4結合ゼオライトABWネットを,化合物(3)は2次元(44)-sqIネットを示す。化合物(4)は2回相互貫入α-Poネット,化合物(5)は非相互貫入3次元フレームワークを,(6)は3次元(65・8)CdSO4タイプ・フレームワークを,化合物(7)は(4・62・72・8)(42・62・7・8)トポロジーを示す。(8)は2次元層状構造を,化合物(9)~(11)は有機カルボキシレート配位子とLとの反応により得た。(9)において,Cd(II)原子はLにより架橋され,L6配位子は3次元構造を形成する。(10)において,3核Cd(II)クラスターはLとL7配位子により結合され,キラルな3次元α-Po構造を生成する。(11)においてCd(II)中心はL配位子と部分的脱プロトン化HL8配位子により結合され,2次元層状構造を生成する。化合物(12)と(13)は,Lと異なる有機テトラカルボキシレート配位子の相互作用により合成した。化合物(12)においては,L9配位子Cd(II)中心に結合し3次元Cd-L9フレームワークを形成する。L配位子はさらに3次元構造を安定化する。化合物(13)において,L10配位子はCd(II)に4座モードで配位し,2次元層を生成する。これはさらにL配位子と結合し,3次元フレームワークを形成する。化合物(1)~(13)の構造的差異は異なるアニオンの存在が配位ポリマーの生成構造に重要な役割を果たすことを示唆する。赤外スペクトルとルミネセント特性もまたこれら化合物について検討した。
シソーラス用語:
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分類 (3件):
分類
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第11族,第12族元素の錯体  ,  遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  ,  錯体のルミネセンス 
物質索引 (11件):
物質索引
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