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J-GLOBAL ID:201002200054075199   整理番号:10A0950592

アメリカ・カリフォルニア州の4か所の都市河川における堆積物毒性へのピレスロイド系農薬の寄与

The contribution of pyrethroid pesticides to sediment toxicity in four urban creeks in California, USA
著者 (8件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 302-309 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: F0886B  ISSN: 1348-589X  CODEN: JPSTCF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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カリフォルニア州全体のピレスロイド系農薬および都市河川における堆積物毒性の評価の一環として,カリフォルニア中の地点から30地点を選び出し,ピレスロイド系農薬が及ぼす生物学的影響を評価した。さまざまな濃度のピレスロイドを含んだ4地点の堆積物試料を,毒性同定評価法(TIE)を用いて調査して,毒性の原因を調べた。全堆積物と間隙水に各種の処理をおこない,端脚類のHyalella aztecaに対する毒性におけるピレスロイドの役割を調べるとともに,TIE法の有用性を評価した。全堆積物の処理では,有機物や金属に結合する樹脂の添加,ピレスロイド毒性を調整するためのカルボキシエステラーゼ酵素の添加,ピペロニルブトキシド(ピレスロイド共力剤)の添加などの特殊処理,および2つの温度における堆積物の試験などをおこなった。間隙水のTIEでは,固相抽出(SPE)カラムを用いた有機物や金属による毒性の低減と回復や,ピレスロイドに特異的な処理をおこなった。全堆積物におけるピレスロイド特異的処理の結果はさまざまであったが,間隙水における同様の処理はピレスロイドが毒性に寄与していることを示した。全堆積物と間隙水のSPE抽出物におけるピレスロイド濃度の測定値は,毒性に寄与するのに十分なほど高かった。全堆積物と間隙水TIEの両方の利用と化学分析は,ピレスロイドが毒性に関与していることの多くの証拠を提供した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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河川汚濁  ,  農薬  ,  害虫に対する農薬 
引用文献 (34件):
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