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J-GLOBAL ID：201002200065183546   整理番号：10A0790313

接着に関する分析技術 6.ラマン分光の原理と接着剤分析例

著者 (1件)： 小松守 (サーモフィッシャーサイエンティフィック)
資料名： 接着の技術  (Adhesion Technology, Japan)
巻： 30  号： 1  ページ： 33-44  発行年： 2010年06月30日 
JST資料番号： G0890B  ISSN： 0289-8225  CODEN： SGIJE7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 基礎的なラマン分光の原理と,分析を行う上で必要な装置の機能,実際の分析例などを掲載した。ラマン分光の原理を概説し,赤外分光とラマン分光の違い,ラマン活性の特性を利用した分析例,分散型およびフーリエ変換型の分光方法,顕微ラマンの空間分解能,励起レーザの波長がラマンスペクトルに及ぼす影響,顕微ラマンを用いた接着薄層の分析などについて説明した。コンフォーカル光学系による深さ分析に関して,空間分解能に対するコンフォーカルアパーチャや対物レンズの影響,深さ分析の注意点,分析深さの計算,UV硬化性樹脂の反応深度などの分析例,断面作成による深さ分析などについて解説した。最後に,赤外スペクトルで識別困難な炭酸塩の識別,石英とガラスの識別,カーボンの識別をラマンスペクトルで解決した例を紹介した。

シソーラス用語： *Raman分光法 ,  Raman散乱 ,  *接着剤 ,  散乱光 ,  レーザ ,  分子振動 ,  分極率 ,  振動数 ,  Ramanスペクトル ,  Fourier分光法 ,  顕微Raman分光法 ,  空間分解能 ,  共焦点レーザ顕微鏡 ,  深さ分析 ,  対物レンズ ,  光重合型樹脂 ,  架橋度 ,  *Raman分光分析 ,  周波数シフト ,  無機化合物
準シソーラス用語： UV硬化性樹脂 ,  官能基 ,  励起波長

分類 (3件)： 赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル一般  (BM08061U) ,  接着剤の性質・試験  (YK02000Q) ,  分光分析  (CC03012W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 分析技術 ,  ラマン分光 ,  原理 ,  接着剤 ,  分析