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J-GLOBAL ID:201002200298240787   整理番号:10A0434507

細胞遊走-インテグリン糖鎖付加の役割

Cell migration-The role of integrin glycosylation
著者 (6件):
資料名:
巻: 1800  号:ページ: 545-555  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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背景:細胞遊走は,臓器ホメオスタシス,炎症,そして又,癌死の主原因である転移における必須の過程である。細胞外マトリックス(ECM)は細胞接着と遊走のための足場の役目をする。遊走の初めの段階で,ECMへの細胞接着は決定的な意味をもつ。ECMリガンドとのインテグリン受容体の関わりは,細胞質アクチン骨格へECMを連結する複雑な多重蛋白質構造の形成を生じさせる。ECM蛋白質と接着受容体の両者は糖蛋白質で,N-グリカンがそれらの立体配座と活性を調節し,それによって細胞-ECM相互作用に影響することが十分に認められている。糖鎖付加の有望な標的はインテグリンであり,その機能的二量体を形成する能力はN-結合オリゴ糖の存在に依存している。細胞遊走挙動は,接着蛋白質の発現レベルと受容体-リガンド結合に影響するそれらのN-糖鎖付加に依存するかもしれない。レビューの範囲:遊走に対するインテグリン糖鎖付加の影響の基礎を成す機構は未知である。しかしながら,人工的,あるいは変異したN-糖鎖付加部位を有するインテグリンから得た結果は,インテグリン機能が,糖鎖付加における変化によって調節され得るという証拠を提供した。一般的意義:細胞遊走過程の分子機構のより良い理解は新規な診断,および治療手段と応用につながるであろう。このために,これらの事象に関連する蛋白質とオリゴ糖を特性化する必要がある。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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生物学的機能  ,  細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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