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J-GLOBAL ID：201002200428447540   整理番号：10A0159171

ギリシア古代都市メッセネにおけるメッセネ神殿の内陣に関する研究

A STUDY ON THE CELLA OF THE TEMPLE OF MESSENE AT ANCIENT MESSENE

著者 (3件)： 安井伸顕 (熊本大 大学院自然科学研究科) ,  伊藤重剛 (熊本大 大学院自然科学研究科) ,  林田義伸 (都城工高専)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 648  ページ： 503-510  発行年： 2010年02月28日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 熊本大学ギリシア古代建築調査団は2004年から2007年にかけて,古代都市メッセネのメッセネ神殿に関する調査を行なった。本橋の目的は,内陣部を構成する部材の報告を行い,その施工痕や部材形状からの分析により,部材の元の位置を推定し内陣部分の復元を行うことである。考察から神殿の内陣部の平面を復元することができ,要点をまとめると以下のようになる。1)メッセネ神殿の内陣はプロナオス,ナオス,オビストドモスの3重をもつ平面をしており,外法幅は6.141m,奥行きは14.270mであり,各部屋の幅は5.175mで,奥行きはそれぞれ内法で3.777m,6.713m,2.807mであった。2)内陣に使われていた部材の配置を復元することができた。3)内陣の南北の壁心はおおよそではあるがそれぞれ南北隅から2番目の柱の中心軸に対応していた。

シソーラス用語： *ギリシャ共和国 ,  *都市 ,  西洋建築史 ,  *遺跡 ,  *宗教建築 ,  古環境 ,  部材
準シソーラス用語： *古代都市 ,  *メッセネ遺跡 ,  *神殿 ,  *内陣 ,  復元

分類 (1件)： 各種建築物一般  (RB05010O)

タイトルに関連する用語 (6件)： ギリシア ,  古代 ,  都市 ,  メッセネ ,  神殿 ,  研究