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J-GLOBAL ID:201002200525214984   整理番号:10A0459260

堆肥に残留する除草剤クロピラリドによる作物の生育障害

著者 (3件):
資料名:
巻: 81  号:ページ: 158-161  発行年: 2010年04月05日 
JST資料番号: G0156A  ISSN: 0029-0610  CODEN: NIDHAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,トマト栽培において原因不明の生育障害が発生しているが,農家への聞き取り調査から生育障害が発生した圃場では共通して牛ふん堆肥を施用していることであった。本稿では,トマト栽培において生育障害をもたらしている原因の解明結果と被害の発生防止対策として用いた生物検定による簡易検出法について報告した。生育障害が発生した圃場で施用した牛ふん堆肥を用いポット試験を行った結果,除草剤クロピラリドが堆肥に残留し,その堆肥を多量施用したことが原因であることが明らかになった。クロピラリドは輸入粗飼料から検出されるため,これを給与された牛などのふん尿を原料とした堆肥を施用する場合には残留の有無を検証する必要がある。そこで,現場でも簡易に実施でき且つ高精度で迅速判定が可能な生物検定法を検討した結果,サヤエンドウを用いた生物検定法が有効であることが明らかになった。
シソーラス用語:
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分類 (3件):
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野菜  ,  農薬  ,  農業廃棄物の利用 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (12件):
  • 畜産草地研究所編. 飼料及び堆肥に残留する除草剤の簡易判定法と被害軽減対策マニュアル. http://nilgs.naro.affrc.go.jp/pub/other/2009/clopyralid.pdf. 2008
  • BEZDICEK, D. Compost quality : new threats from persistent herbicides. Agrichemical and Environmental News. 2000, 174, 9-13
  • Dow AgroSciences. Clopyralid-a North American technical profile. 1998, 4-18
  • 藤井義晴. 他感作用の検定法と他感作用候補物質の同定. 土肥誌. 2004, 75, 557-560
  • FREDERICK, C. Clopyralid and Other Pesticides in Composts. http://ohioline.osu.edu/aexfact/pdf/0714.pdf. 2003
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