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J-GLOBAL ID：201002200535814181   整理番号：10A0762683

カビNADP(H)-依存性グルタミン酸デヒドロゲナーゼ(gdhA)発現トランスジェニックイネ植物における窒素同化,代謝及び成長の変化

Changes in nitrogen assimilation, metabolism, and growth in transgenic rice plants expressing a fungal NADP(H)-dependent glutamate dehydrogenase (gdhA)

著者 (8件)： ABIKO Tomomi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  WAKAYAMA Masataka (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KAWAKAMI Akira (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  OBARA Mitsuhiro (Japan International Res. Center for Agricultural Sci. (JIRCAS), Ibaraki, JPN) ,  KISAKA Hiroaki (Ajinomoto Co. Inc., Kanagawa, JPN) ,  MIWA Tetsuya (Ajinomoto Co. Inc., Kanagawa, JPN) ,  AOKI Naohiro (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  OHSUGI Ryu (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Planta  (Planta)
巻： 232  号： 2  ページ： 299-311  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： C0607A  ISSN： 0032-0935  CODEN： PLANAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Aspergillus niger由来NADP(H)-依存性グルタミン酸デヒドロゲナーゼ(GDH)遺伝子gdhAを導入したトランスジェニックイネの窒素代謝,成長速度に対する影響を解析した。カビ由来gdhAはイネ細胞質グルタミンシンテターゼ(GS)のNH₄⁺に対するV_max及びK_mに対するよりそれぞれ5.4-10.2倍,15.9-43.1倍高く,イネへのカビGDHの導入は窒素代謝経路に影響することが示唆された。イネ植物細胞質でgdhAを発現するとトランスジェニック植物のNADP(H)依存性GDH活性は著しく増加し,十分な窒素が供給されると乾燥重量及び窒素含量が増加した。野外試験の結果,トランスジェニックイネ植物,対照群植物共に正常に生育し,穀粒収量は対照群よりトランスジェニック植物で有意に高かった。

シソーラス用語： *グルタミン酸デヒドロゲナーゼ ,  *遺伝子 ,  *イネ ,  *トランスジェニック植物 ,  窒素同化 ,  *窒素代謝 ,  成長速度 ,  系統樹 ,  グルタミンシンテターゼ ,  穀粒 ,  乾物量 ,  Aspergillus niger
準シソーラス用語： 黒色麹菌 ,  *gdhA遺伝子 ,  *トランスジェニックイネ ,  乾燥重量

分類 (2件)： 物質の代謝  (EH02050Q) ,  遺伝子操作  (EC02050B)

タイトルに関連する用語 (10件)： カビ ,  NADP ,  依存性 ,  グルタミン酸デヒドロゲナーゼ ,  発現 ,  トランスジェニックイネ ,  植物 ,  窒素同化 ,  代謝 ,  成長