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J-GLOBAL ID:201002200611479257   整理番号:10A0299147

蛋白質リジンアセチル化による細胞代謝制御

Regulation of Cellular Metabolism by Protein Lysine Acetylation
著者 (25件):
資料名:
巻: 327  号: 5968  ページ: 1000-1004  発行年: 2010年02月19日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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非核蛋白質アセチル化を調査するために,ヒト肝臓組織のミトコンドリアとサイトゾル画分由来の蛋白質をトリプシン消化し,タンデム液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析(LC/LC-MS/MS)により1047のアセチル化蛋白質を同定した。解糖系,糖新生,トリカルボン酸(TCA)サイクル,尿素回路,脂肪酸代謝とグリコーゲン代謝のような中間代謝に関与する全ての酵素がアセチル化されることを見出した。アセチル化は直接的に酵素の活性あるいは安定性に影響を与え,脂肪酸酸化のエノイル-CoAヒドラターゼ/3-ヒドロキシアシルCoAデヒドロゲナーゼ(EHHADH)およびTCA回路のリンゴ酸デヒドロゲナーゼ(MDH)活性を上昇し,尿素回路のアルギニノコハク酸リアーゼ(ASL)を阻害し,糖新生のホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼ1(PEPCK1)を不安定化した。また,細胞外の栄養条件の変更に応じて代謝酵素アセチル化が変化することを見出した。リジンアセチル化が,栄養条件や細胞の代謝状態に応じて代謝制御を行う進化的保存機構であることを提案する。
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  酵素一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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