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J-GLOBAL ID：201002200855940258   整理番号：10A1062073

不斉有機分子触媒の新しい活性化法 SOMO活性化”を活用したカスケード反応

著者 (2件)： 西川俊夫 (名古屋大 大学院生命農学研究科) ,  中崎敦夫 (名古屋大 大学院生命農学研究科)
資料名： 化学  (Chemistry)
巻： 65  号： 11  ページ： 68-69  発行年： 2010年11月01日 
JST資料番号： F0095A  ISSN： 0451-1964  CODEN： KAKYAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 有機分子触媒の研究の進展により,この触媒を用いる合成手法が定着しつつある。2007年にMacMillanらによって提唱された有機触媒の新しい活性化機構,SOMO(singly occupied molecular orbital)活性化とその後の展開,とくにカスケード反応による複雑な炭素骨格の効率的合成について紹介した。プロリン型有機触媒の活性化機構とSOMO活性化による不斉有機触媒反応について説明し,SOMO活性化を活用したカスケード反応への展開の研究状況に触れた。

シソーラス用語： *不斉触媒 ,  *触媒 ,  *有機化合物 ,  *活性化 ,  アミノ酸 ,  窒素複素環化合物 ,  カチオンラジカル ,  分子軌道 ,  *逐次反応 ,  *フロンティア軌道 ,  不斉反応 ,  ポリエン ,  環化反応 ,  機能性高分子 ,  フォトレジスト ,  脂肪族カルボン酸 ,  脂肪族フッ素化合物 ,  刺激応答性高分子
準シソーラス用語： *SOMO ,  *カスケード反応 ,  プロリン誘導体 ,  ラジカルカチオン ,  *有機触媒

分類 (3件)： 均一系触媒反応  (CB06090Q) ,  反応の立体化学  (CF02130V) ,  ピロール  (CF07076L)

物質索引 (3件)： トリフルオロ酢酸 ,  (2R)-1-(1-プロペニル)-2α-メチルピロリジン-1-ラジカルカチオン ,  (2S)-1-メチル-2α-tert-ブチル-4α-(1-ナフチルメチル)ピロリジン-5-オン

タイトルに関連する用語 (6件)： 有機分子触媒 ,  活性化法 ,  SOMO ,  活性化 ,  活用 ,  カスケード反応