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J-GLOBAL ID：201002201243186976   整理番号：10A0458623

PSM変調を用いた全半導体化広帯域短波送信機の開発

著者 (5件)： 山添雅彦 (NHK) ,  生岩量久 (広島市大) ,  廣瀬祥史 (NHK) ,  福本正義 (NEC) ,  佐藤秀夫 (日本高周波)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 C  (IEICE Transactions on Electronics (Japanese Edition))
巻： J93-C  号： 5  ページ： 151-160  発行年： 2010年05月01日 
JST資料番号： S0623C  ISSN： 1345-2827  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： PSM(Pulse Step Modulation)変調方式を用いて,アナログAM変調及びディジタル変調(DRM:Digital Radio Mondiale)が可能な,国際放送用短波帯(3M~26MHz)出力1kWの全半導体化広帯域短波送信機を開発した。本機は変調部にディジタル処理化が可能で高品質化が図れるPSM変調方式を,送信機を構成する各電力増幅器(出力125W)には高効率化が期待できるE級増幅方式を採用するとともに,E級動作に必要な負荷インピーダンスにするための位相補償機能をもつ出力回路を実装している。この結果,電力増幅器単体において3.925MHzで約95%,25.885MHzでは約86%のドレーン効率を得た。また,広帯域(3M~26MHz)にわたって,アナログ変調特性としてS/Nは54dB以上,ひずみ率は4%以下が得られている。ディジタル変調特性においても目標性能を満足する約24.5dB(25.885MHz)のS/N(EVM (Error Vector Magnitude)など)が得られた。(著者抄録)

シソーラス用語： *送信機 ,  *信号変調 ,  広帯域 ,  *短波通信 ,  ディジタル変調 ,  電力増幅器
準シソーラス用語： *パルス間隔変調 ,  E級増幅器

分類 (1件)： 通信機器一般  (ND07040L)

引用文献 (14件)：

• 生岩量久, 中 尚, 宮崎徹郎, “ハイブリッド変調方式中波ラジオ送信機の開発,”映情学誌, vol.47, no.4, pp. 523-527, 1993.
• 生岩量久, 中 尚, “ハイブリッド変調方式中波ラジオ送信機の性能評価,”映情学誌, vol.48, no.6, pp. 708-716, 1994.
• 山添雅彦, 溝上徹, 藤谷育司, 山口竹彦, 生岩量久, “500kWデジタル処理型ラジオ放送機の開発,”放送技術誌, no.10, pp. 179-18710ct.1998.
• Omnitronix Inc,“OMNI-11KW-SW solid state SW broadcast transmitter, 11, 000 Watt,” http://www. transmitter.be/omn-omni 1 lkwsw.html
• H. Ikeda, K. Ashikawa, and K. Urita,“Power MOSFET’s for medium-wave and short-wave transmitters,” IEEE Trans. Electron Devices, vol.ED-27, no.2, op. 330-334, Feb.1980.

タイトルに関連する用語 (6件)： PSM ,  変調 ,  広帯域 ,  短波 ,  送信機 ,  開発