抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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横浜市ではすでに様々な形で温暖化対策に取り組んでいるが,下水道施設より発生する貴重なエネルギーである消化ガスの有効利用について技術開発を行っている。平成17年度に行われた消化ガスの高品質化の共同研究では,メタン濃度95%以上の高品質消化ガスを精製することに成功し,平成18,19年度には精製装置の耐久性試験を自主研究で行い,長期連続精製における消化ガスの精製品質はもちろんのこと,装置の安定性と低メンテナンス性も確認できた。しかし,高品質化された消化ガスを有効利用するさい,都市ガス(13A)(以下「都市ガス」という)の代替燃料としての利用が期待されるが,その評価が行われていない。これらの経緯を踏まえ,この度の研究の結果,都市ガスとの混合燃焼性,混合比率の限界値及び排出ガスの性状を調べることにより,良好な代替燃料となりうることの知見を得ることができた。(著者抄録)