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J-GLOBAL ID：201002201751987445   整理番号：10A1543856

分子動力学法を用いたナノポーラス構造Siにおける熱伝導解析

Molecular Dynamics Simulations on Heat Conduction in Nano-Porous Si

著者 (3件)： 永井大資 (九州工大 大学院生命体工学研究科) ,  宮崎康次 (九州工大 大学院工学研究院) ,  塚本寛 (北九州工高専)
資料名： 日本機械学会論文集 B編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series B)
巻： 76  号： 771  ページ： 1879-1883  発行年： 2010年11月25日 
JST資料番号： F0036B  ISSN： 0387-5016  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (1)ナノポーラス構造におけるフォノン特性を考察することが研究目的である。考察する手段として分子動力学シミュレーションを用い,ナノポーラスSiにおけるフォノンの分散関係とフォノン状態密度関数を比較した。フォノンの分散関係は原子の振動を面平均し,時空間2次元フーリエ変換して等値線をプロットすることで得た。フォノンの状態密度関数は各原子の速度の自己相関関数のパワースペクトルを算出することで求めた。(2)ナノ孔を配置することでフォノン群速度が最大で3割程度の減少を確認した。フォノン状態密度関数についてはほとんど変化がなかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *分子動力学 ,  ケイ素 ,  *熱伝導 ,  フォノン ,  分散関係 ,  関数 ,  *ナノ構造 ,  状態密度
準シソーラス用語： *ナノポーラス ,  *熱伝導解析 ,  *分子動力学シミュレーション ,  密度関数

分類 (1件)： 熱伝導  (PA02020Z)

引用文献 (32件)：

• BORCA-TASCIUC, D. Applied Physics Letters. 2004, 85, 24, 6001-6003
• HARMAN, C. T. Science. 2002, 297, 2229-2232
• VENKATASUBRAMANIAN, R. Nature. 2001, 413, 597-602
• TIAN, B. Nature. 2007, 449, 885-889
• TERASAKI, I. Physical Review B. 1997, 56, 20, 685-687

タイトルに関連する用語 (4件)： 分子動力学法 ,  ポーラス構造 ,  Si ,  熱伝導解析