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J-GLOBAL ID:201002202006068493   整理番号:10A0536531

アクチン束化蛋白質TRIOBPは聴覚に不可欠な有毛細胞不動毛の弾力性細根を形成する

Actin-Bundling Protein TRIOBP Forms Resilient Rootlets of Hair Cell Stereocilia Essential for Hearing
著者 (18件):
資料名:
巻: 141  号:ページ: 786-798  発行年: 2010年05月28日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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内耳有毛細胞は機械感覚性不動毛の偏向を通して音を検出する。各不動毛は,底部により密に詰め込まれる平行アクチン線維の準結晶整列によって支持され,細胞体へ伸長する細根を形成する。細根の機能とその形成に関与する分子は知られていない。著者らは,ヒト遺伝性難聴DFNB28において変異した細胞骨格関連蛋白質TRIOBPが細根に局在することを見出した。in vitroでは,精製TRIOBPアイソフォーム4蛋白質は,細根に類似するが不動毛のアクチンクロスリンカーであるエスピンによって形成される束とは異なる,独特の密な束にアクチン線維を組織化する。著者らは重度難聴の突然変異Triobpマウス(TriobpΔex8/Δex8)を生成した。TriobpΔex8/Δex8マウスの不動毛は正常に発生するが,細根を形成せず,容易に偏向および損傷する。したがって,TRIOBPによるF-アクチン束化は不動毛の正常な機械感受性に耐久性および強剛性を与え,他の場所にある弾力性骨格細胞構造に寄与する可能性がある。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
聴覚  ,  生物学的機能  ,  細胞構成体の機能  ,  耳鼻咽喉科の基礎医学 

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