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J-GLOBAL ID:201002202144589747   整理番号:10A0350049

アミロイドオリゴマ: 酵母プリオンの拡散性オリゴマによる伝播

Amyloid oligomers: diffuse oligomer-based transmission of yeast prions
著者 (2件):
資料名:
巻: 277  号:ページ: 1359-1368  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: B0206B  ISSN: 1742-464X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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プリオン蛋白質が増殖し伝播する分子機構は,Saccharomyces cerevisiaeを用いた酵母プリオンモデルで解明されてきた。酵母プリオン[PSI+]のSup35蛋白質の伝播機構を概説する。プリオンSup35は,酵母増殖期には予め存在するアミロイド粒子が自己触媒作用で伸長し,分裂期には増殖のために分裂する2つの段階が存在し,プリオン粒子が動的性質を持つことを示した。[PSI+]細胞でのSup35のプリオン型は,基本的に多様なサイズを持つ断片化アミロイド線維(拡散型オリゴマ)から構成され,プリオンの娘細胞への伝播は,そのサイズと負に相関した。また,Hsp104不活性化[PSI+]細胞は短い原繊維の娘細胞への伝播を低下し,最終的に[PSI+]を[psi-]表現型に変更した。このような拡散型オリゴマの動的リモデリングに必要なアミロイドの内在性の脆弱性およびHsp104のようなトランス活性化因子への感受性は,プリオン生物学と他のアミロイド形成蛋白質への重要な知見を提供すると考えられる。
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分類 (2件):
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微生物の生化学  ,  蛋白質・ペプチド一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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