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J-GLOBAL ID：201002202152395943   整理番号：10A0794435

結晶成長を支える高温熱物性計測技術の進展 金属系溶融体の粘度測定法

Viscosity Measurement of Metallic Liquids

著者 (1件)： 佐藤讓 (東北大 大学院工学研究科)
資料名： 日本結晶成長学会誌  (Journal of the Japanese Association of Crystal Growth)
巻： 37  号： 2  ページ： 107-114  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： F0452B  ISSN： 0385-6275  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 製造プロセスにおける金属および半導体の融体の粘度は,最も重要な要素の一つである。本稿は,金属系および半導体の溶融体の粘度測定法について記述したものである。金属系溶融体の回転振動法による低粘度測定に及ぼす因子の影響を記述し,これまでの報告と異なった,Arrhenius型の温度依存性を示した。高融点の金属ほど,高い粘度と活性化エネルギーを示したが,高融点のダイヤモンド構造型半導体では,低い粘度であった。合金の場合,対数加成則に基づいて,粘度を評価できることが分かり,さらに,粘度の対数加成則からの偏倚が合金成分間の結合相互作用に影響を及ぼしていることを示した。

シソーラス用語： *液体 ,  粘度 ,  計測 ,  Arrheniusの式 ,  *総和則 ,  ダイヤモンド型結晶 ,  半導体 ,  ケイ素 ,  *金属 ,  *融液 ,  係数 ,  輸送係数 ,  度
準シソーラス用語： *加成則 ,  回転振動法

分類 (1件)： 液体金属のレオロジー  (BL01014Q)

引用文献 (26件)：

• LANGEVIN, M. P. Compt. Rend. 1908, 146, 530
• LONGUET-HIGGINS, H. C. J. Chem. Phys. 1956, 25, 884
• HILDEBRAND, J. H. Viscosity and Diffusivity : a predictive treatment. 1977
• RAPP, R. A. Physicochemical Measurements in Metals Research, Techniques of metals research. 1970, IV Part 2
• 川田裕郎. 改訂粘度. 1969

タイトルに関連する用語 (6件)： 結晶成長 ,  熱物性 ,  計測 ,  進展 ,  溶融体 ,  粘度測定