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J-GLOBAL ID：201002202439094804   整理番号：10A0080449

光合成的な水の酸化における太陽エネルギー変換の原理,効率,および設計指標

Principles, Efficiency, and Blueprint Character of Solar-Energy Conversion in Photosynthetic Water Oxidation

著者 (2件)： DAU Holger (Freie Univ. Berlin, Berlin, DEU) ,  ZAHARIEVA Ivelina (Freie Univ. Berlin, Berlin, DEU)
資料名： Accounts of Chemical Research  (Accounts of Chemical Research)
巻： 42  号： 12  ページ： 1861-1870  発行年： 2009年12月 
JST資料番号： B0966A  ISSN： 0001-4842  CODEN： ACHRE4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光合成系II(PSII)における水の酸化の基本原理とそのエネルギー論および太陽エネルギー変換効率を論じた。太陽エネルギー変換効率の基本原理を示し,それに基づく集光収率(LHY)は34%と計算した。PSIIにおける色素P680により吸収されたエネルギーの最終的生成物O₂/H₂に至るカスケードの分画エネルギー収率(FEY)を最大10.5%と見積もり,光合成細胞における最大値は5%,高等植物で1~2%と推算した。量子収量とトータルエネルギー効率,酸化還元電位,水のPSII酸化の過電位とエネルギー論を考察した。PSIIにおけるMn錯体による水の酸化は高効率な複雑な多段階プロセスであり,この概念をソーラー燃料技術へのヒントあるいはベンチマークに応用することを提案した。

シソーラス用語： 光合成 ,  *光化学系II ,  太陽エネルギー ,  *エネルギー変換効率 ,  量子収量

分類 (2件)： 光合成  (EB10020I) ,  太陽エネルギー  (LB03030Q)

タイトルに関連する用語 (6件)： 光合成 ,  水の酸化 ,  太陽エネルギー変換 ,  原理 ,  設計 ,  指標