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J-GLOBAL ID:201002202460826971   整理番号:10A0429300

米国の処理水の影響を受けた2つの河川における抗欝薬: 水と堆積物での存在と運命,また魚類の神経組織での選択的取込

Antidepressant Pharmaceuticals in Two U.S. Effluent-Impacted Streams: Occurrence and Fate in Water and Sediment, and Selective Uptake in Fish Neural Tissue
著者 (9件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 1918-1925  発行年: 2010年03月15日 
JST資料番号: B0839A  ISSN: 0013-936X  CODEN: ESTHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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米国での都市下水処理水から水環境に流入する抗欝薬の分布とその影響を評価した。処理水の影響を受けた2つの河川の放流口とその上下流ポイントで河川水,河床堆積物とホワイトサッカー(Catostomus commersoni)の脳組織を採取し,フルオキセチン,ノルフルオキセチン(分解物),セルトラリン,ノルセルトラリン(分解物),パロキセチン,シタロプラム,フルボキサミン,デュロキセチン,ベンラファキシン,ブプロピオン等の抗欝薬を液体クロマトグラフィー/タンデム質量分析法によって定量した。放流口の上流では定量限界以上の存在はなかったが,下流ではng/Lレベルで残留し,ベンラファキシン,ブプロピオンとシタロプラムの濃度が最も高かった。河床堆積物では主にベンラファキシンとフルオキセチンが観察され,魚の脳組織ではフルオキセチン,セルトラリンとその分解物が検出され,抗欝薬プロフィルが河川水試料と異なっていた。これらの結果から,廃水処理水が河川生態系への抗欝薬の点汚染源であり,魚類の脳組織での抗欝薬の選択的な取込が起きることを示した。
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分類 (4件):
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その他の汚染原因物質  ,  動物に対する影響  ,  河川汚濁  ,  向精神薬の基礎研究 
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