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J-GLOBAL ID:201002202514979809   整理番号:10A0239804

セメントプラントメンテナンス前及び期間中のセメントプラント近辺における水銀の湿性沈降

Wet deposition of mercury within the vicinity of a cement plant before and during cement plant maintenance
著者 (7件):
資料名:
巻: 44  号: 10  ページ: 1255-1262  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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降水中のHg化学種(全水銀,メチル水銀,反応性水銀)を米国カリフォルニア州のサンフランシスコ湾地区にあるLehigh Hanson Permanente Cement Plant近傍において調査した。2007年11月29日から2008年3月20日の間,毎週降水を採取した。この間,2008年2月と3月にはプラントの定期修理のためセメント生産は最小になった。セメントプラントの操業中は全水銀(HgT)の体積加重平均(VWM)及び湿性沈降フラックスは,セメントプラントの東3.5kmに位置するコントロールサイトに比較して,それぞれ6.7及び5.8倍大きかった。セメントプラントの操業が最小限に抑えられた2月と3月には,これらは両サイトでほぼ同一であった(両パラメータの比は1.1)。2つのサイトは近接しているため,気象条件(降水量,風向)は同様であり,したがって高いVWM HgTレベルとHgT沈降はセメントプラントからのHgエミッションの増加を反映していると思われた。メチル水銀(MeHg)及び反応性水銀(Hg(II))も測定された。それによると,コントロールサイトに比べて,セメントプラントではMeHgのVWMは小さく(比は0.75),Hg(II)のVWMはやや大きかった(比は1.2)。このことからセメントプラントはこれらの水銀化学種の水系への顕著な排出源ではないと思われた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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環境汚染一般  ,  水銀とその化合物  ,  排ガス処理  ,  生態系 
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