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J-GLOBAL ID：201002202799030769   整理番号：10A0226025

貴金属・レアメタル 貴金属・レアメタルの現状と課題

著者 (1件)： 岡部徹 (東大 生産技研)
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 74  号： 3  ページ： 102-108  発行年： 2010年03月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 一般社会におけるレアメタルの重要性が広く社会に認知されるようになったことは,好ましいことである。今後も,多くのレアメタルについては,資源の偏在性や供給障害などのリスクが高い状態が続く。これまでどおりレアメタルは,投資や投機の対象にもなるため,これからも価格の乱高下は続く。本稿では,貴金属・レアメタルについてその現状と将来像や課題について解説した。日本はこれまで,高品質のレアメタルを,より低いコストで製造する技術開発力で,世界をリードしてきた。今後はこれらの先端技術に加え,採掘や製錬による地球の環境負荷をより低減させる環境技術,使用量の低減や代替材料の開発,さらには新たなリサイクル技術の開発などが必要である。

シソーラス用語： *貴金属 ,  *レアメタル ,  資源 ,  供給 ,  技術開発 ,  品質 ,  原価 ,  環境工学 ,  材料 ,  リサイクル ,  定義 ,  需要 ,  変動 ,  白金 ,  貴金属鉱石 ,  価格変動 ,  高品質 ,  代替材料 ,  ローコスト ,  利用 ,  再利用
準シソーラス用語： 環境技術 ,  低コスト

分類 (1件)： 貴金属触媒  (CB06122I)

引用文献 (11件)：

• 堂山昌男監修. レアメタル辞典. 1991
• レアメタルとは何か?. ニュートン. 2008, 28, 3, 86-91
• 足立吟也編著. 希土類の化学. 1999
• 貴金属・レアメタルのリサイクル技術集成-材料別技術事例, 安定供給に向けた取り組み, 代替材料開発-. 2007
• 原田幸明監修. レアメタルの代替材料技術とリサイクル技術. 2008

タイトルに関連する用語 (3件)： 貴金属 ,  レアメタル ,  現状