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J-GLOBAL ID:201002202840010168   整理番号:10A0853140

溶解による地球内核直上の成層構造は対流性並進によるものである

Melting-induced stratification above the Earth’s inner core due to convective translation
著者 (5件):
資料名:
巻: 466  号: 7307  ページ: 744-747  発行年: 2010年08月05日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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全球的な南北方向の異方性に加えて,地球の内核に関連した謎の地震学的観測結果は,もう2つ存在する。それは東半球と西半球の非対称性と,外核の底の地震波速度の遅い層の存在である。この厚さ250kmの層は,軽元素が減少した組成をもつ安定した成層構造領域と解釈されてきた。本論文では,内核表面で結晶化と溶融が同時に起きることでこの層が生成され,内核における熱対流の並進モードが各半球で十分な溶融と結晶化を生じさせて密度の高い層を発達させうることを示す。我々が提案する力学的モデルは,溶融している半球と結晶化している半球の間にはっきりした非対称性をもたらし,これは東西の非対称性を説明する基盤となる。現在の並進速度では内核が完全に更新されるのに1億年程度かかり,内核の半径方向の成長速度よりは1~2桁速いことがわかった。結果として生じる軽元素に起因する浮力フラックスの強い非対称性は,外核の力学的性質と地球ダイナモに影響を及ぼすと予想される。Copyright Nature Publishing Group 2010
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下部マントル・中心核の構造・組成 

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